出産をする際に総合病院の産婦人科か個人のクリニックかを選ぶ際にメリットデメリットがそれぞれ存在します。
他の科が入っている大規模な病院を選択する場合には、万が一母子に何かあった場合に迅速に他の科と連携をとって対応してもらえる安心感がある他、最新設備を備えている所も多く、設備面でも安心です。出生したカルテもある為、退院後もかかりつけの医療機関として継続して通える安心感もあります。個人の産婦人科は院長先生一人で対応している事で健診予約が取り辛いという部分もある中、病院での産婦人科は複数の医師が勤務している事も多く、医師を選択しない限りはスムーズに予約が取れるといった点もあります。

一方で病院での規則ががちがちに決まっている事から、特別なルールを設ける事はなく、必要最低限のお産、入院となる事が多いです。分娩の際にバースプランを考えたかったり、立ち会いでの分娩を希望したり、付き添いの入院は不可と個人の希望が中々通らない事も多いです。入院中の食事もホテルの料理のような豪華な食事は毎回期待する事も個人の産婦人科よりは難しいと言えます。大部屋が比較的多く、個室を希望する際には予約しても中々入れない可能性もあります。