妊娠すると、吐き気で辛くなったり、食欲がわかなかったり…。大変なことがいろいろとありますよね。でも、妊娠で変わるのは肉体的な面だけではありません。多くの人が不安や恐怖を感じる、「マタニティブルー」という状態を経験します。乗り越えるためにも、マタニティブルーに関する疑問を解消していきましょう!
マタニティブルーのギモン
マタニティブルーの原因は?
実は、マタニティブルーの原因は、はっきりとわかっていません。大きく影響を与えているのは、以下の3つだといわれています。
- 女性ホルモンの変動
一番の原因だといわれているのは、妊娠や出産によって、女性の体内にあるホルモンバランスが大きく変動すること。女性ホルモンには、赤ちゃんのために体温を上げたり栄養を蓄えたりするというはたらきがあるのですが、精神の安定にも影響を与えます。そのため、ホルモンバランスが乱れてしまい、落ち込んでしまったり不安になったりしてしまうんです。 - 体力の低下&睡眠時間の減少
お腹の中で新しい命をつくるわけですから、お母さんの身体には大きな負担がかかります。それだけでなく、妊娠前よりも運動量が大きく減少します。そのため、体力も筋力も低下しています。そんな状態から、大事な赤ちゃんのお世話をするんです。精神的に疲弊しても無理はありません。 - 環境の大きな変化
妊娠や出産によって、環境は一変します。赤ちゃんを育てるために、引っ越しをしたり貯金をしたり…。また、「これからはお母さんとして生きる」ということに、プレッシャーを感じてしまう人もいます。
妊娠は、このように生活の環境だけでなく、今後の生き方にも大きな影響を与えるので、精神的に不安になりやすいです。
どうやって治せばいい?
マタニティブルーは病気ではなく、誰にでも起こりうるもの。…だからといって、お母さんの苦しみが減るわけではありませんよね。具体的な対策を見ていきましょう。
- 感情を表に出す
真面目で責任感が強い人ほど、気持ちを隠してしまいがちです。周りの人も、おめでたいことばかりに注目してしまい、お母さんのつらさに気づけないということも。でも、抱え込むのは良くありません。自分がどう感じているのか、周りの人に素直に伝えましょう。一度言葉にすることで、気持ちがすっきりとしますよ。可能であれば、そのままサポートをお願いしましょう。 - ゆっくりと休む
産後ぼろぼろの身体でお世話をすると、寝れなかったり休めなかったり…。つらいときには、赤ちゃんのお世話を周りにお願いしましょう。「お母さんなのにお世話をしないわけにはいかない!」と思うかもしれませんが、精神的につらい状態のままいると、うつになってしまう可能性があります。お母さんのためにも赤ちゃんのためにも、一度ゆっくりと休んでください。もしお願いできる家族がいない場合は、新生児の保育が可能なベビーシッターという手もありますよ。
マタニティブルーはいつ起こる?
マタニティブルーになる時期は人によって違いますが、なりやすいのは妊娠初期〜中期だといわれています。女性ホルモンが大きく変動し始め、つわりも起こるからです。
また、産後一か月の間にも、マタニティブルーになる人が多いとのこと。出産という大きな山を乗り越えて、休む暇なく赤ちゃんのお世話に追われるからです。
まとめ
マタニティブルーになったからといって、「お母さん失格だ…」「なんで自分はダメなんだろう」と責める必要は、全くありません。誰にでも起きることだということをしっかりと理解し、乗り越えましょう。
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